お酒が飲めなくても楽しめる、キリンビール工場見学・その2
工場見学は無料で、試飲付き。
20分程の試飲時間を含めて、全行程約1時間ほどで楽しめる。
ネット予約もあるが、休日の当日に電話で問い合わせたらネット上になかった時間帯で紹介されたので、混雑時はツアーを追加するようだ。
下戸なものでビール自体の知識がなく、この年になって初めて、いくつかの発見があった。
よく「麦とホップのまろやかさ」といわれる「ホップ」がどんなものか認識していなかった。
はじける泡の事かな?(それはポップ)
ビールは、香り・味付けのためにホップという植物の花?を足している
ビールの苦味は、わざわざホップを足して作っていた。
キリンの代名詞でもある「一番搾り」
最近のCMでも「一番搾り麦汁を使用」と言っているが
その一番搾りと二番搾り(ろ過後の物にお湯を足して抽出)の飲み比べがあった。
搾りたての、アルコール発酵の前なのでドライバーも飲める。
予想に反して、甘い。
1番搾りなどはさつまいものような甘さと香りである。
なるほどアルコール発酵をするのだから糖の工程を経るはずだ。
炭水化物の鎖を酵素の働きで短くして糖にし、その糖を酵母が食べてアルコールと二酸化炭素に分解する。
これで発泡酒が完成する。自然とは良くできたものだ。
日本酒であれば、米→甘酒→酒と、段階も馴染みがあるので想像がつきやすいが、
麦は日常で麦として触れることがない(だいたい粉になっている)うえに、中間生成物も普及していない。
「実物」に触れることは、経験値が増える思いだ。
試飲ではドライバーはジュース、コーヒー、ノンアルコールビール等を試せる。
おつまみ付き。柿の種ビール酵母使用チーズ味。
美味しかったのでもっとお店に並べたら良いですよ亀田製菓さん。
子供連れも多く、無料送迎バスも出ているので、屋内で過ごしたいときにはおすすめだ。