なぜ人はサプリの広告に釣られてしまうのか
家族がサプリメントを買おうとしていて
マルチビタミン等は別に食事の偏りの補助に、好きに飲めば良いと思うが
「EPAも摂ろうかな?」
と言い出した。
「魚よく食べてるから不足はしてないんじゃない?」
パッケージを見ながら「でも青魚は食べないし」
確かにそこには「青魚によく含まれる」と書いているが、それはイコール青魚にしか含まれていないという意味ではない。
よくビタミンCでレモン○個分と表現するが、レモン以外にもビタミンCを含むものは多く存在する上に、レモンは食品の中でもそれほどビタミンCが高含有というわけではない。
しじみ○千個分のオルニチンを1粒にというが、しじみの全重量のうちオルニチンはいったい如何程なのか。
そもそも何のためにEPAをとるのか。
同じように、ダイエット物にも釣られて「買おうかな」と言っている事がある。
摂らなきゃ、と思うときには、もうそれが何故何に良いのかといったことは「思考停止」している。
私より頭が良いはずなのに、こういうときだけは不思議で仕方ない。
健康への一種「コンプレックス」があるからだろうか。
釣られないタイプの人間からすると、そんなに色々欲しいものが出来て逆に羨ましいぐらいだ。
こういう人がいるから広告は儲かるのだろう。
つまらないなーと言いながら見ているテレビは、みんながせっせとスポンサー商品を買ったお金で作られている。